住まい手1万1千人を対象にした“住宅に関する不満調査”では
暑い・寒い・結露と、室内環境に関する不満がトップ3となりました。
日本では国が断熱レベルの推奨値を設けていますが、残念ながら無断熱・低断熱の家がほとんど。“夏暑く・冬寒い家”が、日本の家の2/3を占めているのが現状です。
「冬あたたかく結露せず、夏は涼しい」家で、安全で快適な生活を送りたい。
そんな、多くの方にとっての住みやすい家を叶えるためには、住まいの断熱性能を見直すことが重要です。
日本は断熱住宅の普及率が低く“夏暑く・冬寒い家”が多くあります。
断熱性能の低い家は、冬の住居内の気温差が大きくなります。
暖房のきいたリビングから寒い廊下や浴室に移動した時に起こる急な温度変化は、心臓や血管の疾患を引き起こす“ヒートショック”の要因となります。
また、夏の熱中症の多くは、実は屋外ではなく蒸し暑い住宅内で起こっています。
住宅に適切な断熱性を持たせることで、こうした事故を防ぐことができます。
ナイス性能向上
リノベプロジェクト
今まで置き去りになってきた断熱性能を上げる工事の重要性を見直し、
より多くの方に「より快適」そして「より健康的」な生活を送って頂くために、住まいのサポートができないか。
そう考えて立ち上げたのが、ナイス性能向上リノベプロジェクトです。
ナイス性能向上リノベプロジェクト
紹介ムービー
ナイスが目指す断熱改修
冬、エアコンを
より効率化するのが断熱住宅です。
電気料金に大きく影響を与える冷暖房費。
エアコンの燃費はここ50年間で大幅に向上しましたが、現在でも市場のエアコンの畳数設定は「無断熱住宅」を想定しています。
HEAT20 G1レベルの
断熱住宅の場合
暖房…実際の畳数の半分程の畳数表示の
エアコンでも問題なく温まる
冷房…西面窓の日射遮蔽を行えば、畳数表示が
数ランク小さいエアコンでもOK
断熱性能が高い住宅では、ランニングコストの冷暖房費だけでなく
エアコンのイニシャルコストも抑えることができます。
性能向上リノベーション
自身の生まれ育った地域に愛着を持ち、思い出を残しつつその家の「魅力」を活かし、
「新築相当」または「新築以上」の性能設備を備えた家を実現したい。それがわたしたちの想いです。
このプロジェクトを通じて一人でも多くの人に、“断熱リフォーム”の魅力が伝われば幸いです。
施工実例
しらさぎ台の家
LDKの広さや2階の勾配天井など、この家の魅力を活かしつつ、生活しやすい導線を取り入れ計画しました。
広さがある分、のっぺりしない様、段差や壁紙でアクセントをつけ、空間に役割を与えています。
リフォーム過程
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窓断熱
外壁の張り替えを行うので、元々のアルミと一枚板のガラス窓を撤去し、新たにガス入りLow-eペアガラスの樹脂窓(APW330)を入れました。
断熱性の高い窓なので、結露の対策にもなります。 -
床断熱
隙間だらけだった古いグラスウールを撤去し、高性能のフェノバボードを細部まで充填しました。
45mmと厚みは薄くても、グラスウールの倍の性能で断熱します。 -
壁・天井断熱
雨水で傷んだ箇所を含む既存の古いグラスウールは全て撤去し、高性能グラスウール、マグポリカット16Kを充填しました。
壁は壁厚いっぱいの105mm、天井はさらに厚い155mmを採用しています。
間取り
リフォームパックプラン
※1 施工条件を満たす場合に限ります。表示はあくまで参考金額になります。
※2 通常のリフォーム工事に追加した場合に限ります(別途リフォーム工事費用が必要です。)表示はあくまで参考金額になります。詳しくはお問合せください。