懐かしさと新しさが調和するリノベーション～キッチン編～

築数十年が経過し、人が住まなくなってから時が止まったかのような家。
今回のリノベーションは、お客様が子供時代を過ごされたという思い入れのあるご実家の再生プロジェクトでした。
「できるだけ当時の雰囲気を残しつつ、現代のライフスタイルに合った快適な空間を作りたい」というお客様の願いを受け、家の新たな物語が始まりました。

【思い出を尊重し、未来を描く設計】

お客様のこだわりは、「大幅に変えすぎないこと」。
古くなった部分を手入れしながら、残せるものは極力残す方向でプランを進めました。

【完成イメージを共有して生まれたセンスある空間】
お客様はリノベーションの完成イメージをはっきりとお持ちで、
「ここはこうしたい」「この色を使いたい」といった具体的なご要望をたくさんいただきました。
そのお話を丁寧にヒアリングし、プロの視点でさらにアイデアを付け加えながらデザインを形にしました。
特に印象的だったのは、色使いへのこだわりです。壁紙や家具の色は、控えめながら洗練されたトーンを選び、部屋全体に落ち着きと温かみを与えました。この色使いのセンスは、私たち営業としても大変勉強になりました。

【新たな日常のスタート】
完成した家は、まさに「懐かしさ」と「新しさ」が調和した空間。過去の思い出に寄り添いながらも、新しい生活の息吹が感じられる仕上がりとなりました。